三味線を仕事にしたら「生活成り立つの?」と聞かれて涙目【三味線寄稿記事16】
Web集客コンサルティングのninoyaさんの片隅で、1コーナー設けて頂いております。
三味線のことについて、思うことや実体験を通しての記事を寄稿しております。
今回は「三味線のプロは生活が成り立つのか?」というテーマで書いてみました。
三味線をしているとたまに聞かれるのですが
「それで生活成り立つの?」
ということを聞かれます。涙目にもなりませんけれど、そこはもう…。
まあ多分フリーの◯◯やってますって話をすれば、収入のこととか仕事の有無とか聞いてくる人はどこにでもいるもので、それにももう慣れっこです。
コラムにも書きましたが、結局三味線の仕事って大きく分けて
- 演奏
- 指導
のいずれかしかないんですよね。
で、私は女ですから、先輩からも「演奏の仕事の幅はすごく狭いよ」って言われていました。
何故かというと、歌舞伎の仕事は一切受けられないからです。
ご存知、歌舞伎の世界は男の世界。そして歌舞伎の演奏(正式には地方《じかた》と言います)もまた、男の世界なのであります。なので、女だと歌舞伎の仕事は受けられないよ!仕事の幅狭くなるよ!ということだったのですね。
それを聞いたときは「フェー、そうなのか!随分茨の道だな!」と思いました。
あれ?仕事は歌舞伎だけじゃないよな…ということに気づいたのは、それから随分〜と後のことだったように思います。
このことはまた別記事でゆっくり書きたいなと思います。