寿司シェフで三味線演奏!ディズニー社イベントでの仕事【三味線寄稿記事32】
こんにちは、花枝です。
今日は寄稿記事の話です。
今回更新されたninoyaブログの寄稿記事に、CRプログラム最後の勤務日の話を書きました。
1年間のCRプログラム…最後の出勤日
ディズニーワールドで働けるプログラム、CRプログラムは約1年間の勤務となります。
現在は約13ヶ月勤務できますが、私たちの時は少しシステム移行期間に被ってしまい、11ヶ月の勤務だったのです。
いずれにせよ、始まってしまえばいつかは終わりが来ますので、現役のCRプログラム生の皆さんにも「最終勤務日」の日は来てしまいます。
今回は私の最終勤務日の思い出について書くことにしました。
寿司シェフの姿で三味線演奏
アメリカのディズニーでの最終勤務日の仕事内容が、まさか
「寿司を作って三味線も演奏する」
というものになるとは、思いもよりませんでした。
1年前…渡米直後の私には想像でもできなかった、非常にユニークな仕事だったと思います。
(そもそも、企画したディズニー社側にとっても、初めての企画だったと思います。)
これまで着物やドレスなどでも演奏しましたが、寿司シェフの…しかもディズニーコスチュームで三味線を演奏するのは過去にも全く前例がなく、そして二度とすることはないであろう貴重な経験でした。
シェフハット(黒い帽子)を脱がずに律儀にかぶったままで演奏しているのが、今改めて見ても
「いや、変でしょ!」
と思います…。
おそらく緊張しすぎて、帽子のことまで気が回らなかったのですけど…。
”替えが効かない”という経験
前回のNight of Starsへの出演もそうだったのですが、CRプログラムの公式の場で三味線が演奏できたことは、素晴らしい経験になったなと改めて思います。
一個人の趣味の範囲でやる三味線だと、やはりミニコンサートを開催したり個人的に楽しむだけになってしまいます。
それはそれですごくいい思い出にもあるし、そういった楽しみ方も私は好きです。
ただ、正直なところ
「趣味の範疇を超えた三味線演奏の機会があれば嬉しい!
そして、そのような依頼を受けられるものならば受けてみたい!」
というようにも考えていました。
そして、「それってただの自己顕示欲じゃん!」と言われれば、その通りです。
ですが、やはり来たからには”自分にしかできない仕事をしたい”ですし、このプログラムに来た方々は少なからずそのような思いがあると思います。
私は”自分にしかできない仕事”…もしそのチャンスが来た時は、必ず掴みに行きたいと思いました。
ディズニー社の方からの依頼で三味線が弾けたのは、タイミングにも恵まれていたことが大きな要因でした。
ありがたいことに、私が今まで培ってきた経験を活かせた仕事だったなあと思います。
次回が最後の寄稿
CRプログラムの寄稿記事は次回で最終回です。
振り返りにはまだ早いですが、全8回で寄稿していきました。
次回はCRプログラムを通じて感じたことや成長できたかなー?…と思うことを書いていこうと思います。
今まさに日本での三味線の仕事も、色々なことに挑戦させてもらえている最中です。
それも、やはりCRプログラムで過ごした一年があったからだなと思っています。
関連記事
★前回はタレントショーに出た話を書きました。
★前々回はオーランドの日本祭りでの三味線演奏
★オーランドの三味線教室