小学生への三味線指導に行ってきました
こんにちは、花枝です。
今日は地元の小学校へ、三味線の指導に行ってきました。
- 渡米以前に指導に行っていた小学校
- 2017年の始まりとともに入った連絡
- 申し込みの人数が多くてびっくり
- 参加者の年齢が1年生〜4年生と一般の大人まで
- まずは三味線に慣れてもらおう
- 子供たちが興味を持っていた(と思う)部分
- 関連記事
渡米以前に指導に行っていた小学校
私の地元の小学校へ、三味線の指導に3年間ほど続けて行かせてもらっている時期がありました。
ただ、小学校の指導とは言っても正式な授業ではなく、放課後の学童保育の一環としての取り組みでした。
参加する生徒の数も少なかったのですが、手持ちの三味線も数があまりなく、少人数で細々と続けていました。
…ですが、2015年に一年間アメリカで働くことになり、お休みを頂くことになりました。
その後帰国してからも、一度ご挨拶には伺ったものの…
新学期のスタート時期を逃してしまったこと、そして自分自身が高知県で活動するのかどうかがまだ不確定だったため、2016年の指導は辞退いたしました。
2017年の始まりとともに入った連絡
今年2017年に入り、その地元の小学校から突然連絡が入りました。
なんと、私の小学校一年生の時の担任の先生が、その学校の校長先生に就任されたのです。
これには驚きました。
「学校の活動日誌を見ていたら見覚えのある名前があって…!
もし良かったら、今年も三味線の指導に来ていただけませんか?」
との嬉しいお電話でした。
以前にもこのような記事を書いたこともあり…
実際に教育現場で教えられる機会が頂けたのは、本当に嬉しかったです。
申し込みの人数が多くてびっくり
2017年の2月〜3月にかけて、一年間の日程や、募集要項などを担当の方と話し合い、月に一度の放課後の開催となりました。
そして、4月が始まり募集が始まりました。
以前にさせて頂いた時は、”事前申し込み”よりも”飛び込み可”のような雰囲気があったのですが、今回からは事前申し込み優先で受け付けてくれていたようです。
開催日の一週間前に頂いたお電話では、申し込み人数が13人でした。
13人…少ないのでは?!?!?!?!
と、思われるかもしれませんが、これは私の予想よりもずっと多かったです。
私は
「5〜6人ぐらいかなあ…。
放課後の教室だし、今の小学生も習い事で忙しいだろうし…」
と思っていたので、思わず聞き返してしまいました。
参加者の年齢が1年生〜4年生と一般の大人まで
参加者の名簿を見て気づきましたが、下は小学校一年生、上は一般人の大人までとかなり幅広い申し込みがあったことにも驚きました。
とはいえ、ほとんど小学生なのですが、一年生と四年生はかなり差があります…
(しかも今の時点で一年生ということは…小学生なりたてです。)
まずは三味線に慣れてもらおう
今回は初回になるのですが、一番初めはまず三味線に慣れてもらおうと思いました。
小学校の三味線の授業…
— 花枝(hanae)@三味線小唄はてな (@hanae_kiryuin) 2017年4月26日
受講生が1年生から4年生までバラバラ…ということで、プリント作成が困るケース。
でも、こんな作業が案外好きだったりします。 pic.twitter.com/0YfkricB9A
こんなふうにプリントを作り、三味線の構造や歴史を知ってもらう時間にあてました。
とはいっても、話ばかりでは疲れると思いましたので、一緒に三味線を触ったり、途中で三味線の演奏を入れたり…
気づけばほぼ休みも入れず、90分も授業をしていました!!
途中少し子供達も疲れて(飽きて?)いたところもあったと思いますが、よく最後まで聞いてくれたなあと思います。
最後はお辞儀と挨拶をして終わりました。
子供たちが興味を持っていた(と思う)部分
子供たちの反応を見る限りですが、子供たちが興味を持っていたと思われるところを書き出していこうと思います。
- 今の三味線の形は約350年ほど変わっていないこと
- 猫や犬の皮を貼っているということ
- 分解できるということ
これについては、また明日のブログ記事で書いていこうと思います。
★後日談書きました。
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