三味線教室「めぶき会」おさらい会をしました
こんにちは、花枝です。
先日、初めて三味線教室のおさらい会を開催しました。
とても大変でしたが学びの多いことでしたので、それについて。
初めて企画する”自分自身”の三味線教室のおさらい会
気がつけば、三味線の師範の許状(ライセンスみたいなものです)をいただいたのが21歳の時…。
そして、三味線教室を持ったのが22歳の時ですので…
気づけば三味線を教え始めて10年近くになります。というか、もうすぐ10年経ちます。
もちろんその間で葛藤があったり、また一年間アメリカに住んでいたりで、ずっと続いていたわけではありませんが、そこそこ長い年数続けております。
ところが、私は今まで「自分自身」の三味線教室のおさらい会を企画したことがありませんでした。
それについてはこの記事にも書きました。
今回
「よし、生徒さんのためのおさらい会を企画しよう!」
と思い立ったのが9月。約3ヶ月かけての準備を経て、当日を迎えました。
前日までの準備いろいろ…
本番当日まで
- 会場の手配
- プログラムの作成
- 配り物の準備
- めくり台の準備
などなど、いろいろと準備がありました。
会場はいろいろ候補があったのですが
雰囲気重視
で考えて、土佐和紙工芸村くらうどの古民家にしました。
様々な方に賛助出演もいただいていましたので、お礼としての配り物も作りました。
今回は
- 三味線の音緒のストラップ
- 三味線の撥の形のクッキー
を作ってみました。
撥の形のクッキーを焼いたつもりが…あらあら…?膨らみすぎてナンダコレ状態です…😥💦 pic.twitter.com/KO8iwCs9c2
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_kiryuin) 2017年12月9日
↑これはクッキー作りのリハーサルで作ったのですが、どう見ても…撥ではないですね!
生徒さんにお渡しできたのはもう少し撥っぽい形になりました!
会場の雰囲気!やはり良い!!
雰囲気重視で選んでいたので…
うん、やはりとても雰囲気がいいですね!
一番最初の演目は、高知工科大学和楽器同好会による演奏でしたので、お箏が二面置かれています。
素敵なお花を頂戴しました🌸ありがとうございます! pic.twitter.com/mqwxZVkHfi
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_kiryuin) 2017年12月10日
そして、以前三味線教室に通われていた生徒さんや、高知望郷楽団でご一緒させていただいている方からお花を頂戴いたしました。
始まるとあっという間
今回は民謡や現代曲ばかりでしたので、一つの演目の長さは3〜4分ほどでした。
舞台転換も含めて1時間ぐらいで終わるかなと思っていましたが、まさにその通りで…1時間程度できっちり綺麗に収まりました。
生徒さんの演奏はもちろん、伊野商業高校三味線部の演奏、そして生徒さん全員での「よさこい鳴子踊り」の演奏。
いざ始まってしまうと本当にあっという間…
「え?あれ???もう最後の演目??」
と、自分の出番になって驚きました。
最後の演目で小唄を唄わせていただきました
今回私は、会を開催する側なので「会主」という立場です。
会主なので最後に何か一つ演目を…ということで
小唄を唄わせていただきました。
演目は、私の大好きな小唄の
- 雀の子
- 花おぼろ
です。
最初は自分で弾き歌いをと考えていましたが、杵屋彌之吉さんのご協力もいただきまして、このような形になりました。
やはりプロの方の演奏で唄わせていただくのは、気持ちがいいものだなと実感しました。
企画する側と出演する側の違い
今まで私は発表会やおさらい会に対して、どちらかというと
「発表会は積極的にやりたくないな…」
と思っていました。
そんなこともあってか、今までは町の文化祭などに一緒に出させていただくことばかりでした。
今回自分自身で会を企画し、コンセプトや雰囲気作りなども考えることは…
もちろん大変ではありましたが、自分自身にとって新しい自分に出会うような感覚でした。
と同時に、自分一人では何もできないなということも…。
「他人の助けや手を借りる」ことの大切さを、痛いほど実感しました。
まだ頭の中が余韻が抜けきっておらず、まだまだまとまった文が書けそうにはありません。
とりあえず、次回のおさらい会の手順がスムースに運べるよう、反省点や良かったことなどを書き出していこうと思います。
ブログでご紹介いただきました!
この日、カメラを担当してくださった北添さんが、おさらい会のことをブログに書いてくださいました!
素敵な写真をたくさんありがとうございました!
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★過去にはこのようなことを寄稿していたようです
★1年前はドイツのジャズシンガーに衝撃を受けたり、宝石箱のようなCelleにいたようです