CRプログラム中の生理の話《ディズニー就労記・番外編》
こんにちは、花枝です。
アメリカのディズニーワールドでキャストとして働く「CRプログラム」についての記事を書いています。
前回の記事では、ディズニーで働く人専用の寮について紹介しました。いよいよアメリカでの生活が始まる…!というところですね。
今回は番外編で、私が実際に体験したアメリカでの生理用品のことについて書いていきます。
生理用品の情報はなかなか聞きづらい上に、ブログ上でも答えづらい話題なのかもしれません。ものすごくプライベートなことを書いておりますが、あえて記事にして書いてみようと思います。
- なかなかシェアされない生理用品のお話
- 生理用品は日本から持参したほうがいいのか?問題
- アメリカの生理用品を日本のものと比べてみると…
- 日本から生理用品をたくさん持っていくor送ってもらうのは大変!
- おすすめ生理用品と気になる値段
- デリケートゾーン用の塗り薬を持っていくといいかも
- 生理用品は日本のものじゃないとダメってことはない
- 痛み止めやピルなども持参推奨!
- そもそも生理の周期を把握している?
- ざっくりだけど生理周期と傾向を把握だ!
- 傾向が知れれば対策は立てられる!無理せずに済む!
- アメリカで待ってるのも”日常”だからね
なかなかシェアされない生理用品のお話
ありがたいことに、ディズニーCRプログラムに関しての情報を発信していく中で、
「私もCRプログラムに合格して、もうすぐ渡米です! 」
…という嬉しいメッセージを時々頂戴いたします。
その中で、アメリカの生活について問い合わせを頂くのですが、生理用品についての問い合わせがありました。
確かに考えてみれば、CRプログラムに参加するのは9割は女性…しかも女性ならばほぼ一定の周期で生理がきます。
女性ならば誰しもが直面することなのに、なかなかそういった情報はシェアされにくい話題なのかなと感じました。
というわけで、私の一体験ですがここにシェアしていきたいと思います。
生理用品は日本から持参したほうがいいのか?問題
生理のために、女性は荷物が増えることになるのですが…その時に
- どれくらい持っていったらいいのか?
- 現地調達で十分なのか?
- 現地のものは合わなかったりするのか?
- 定期的に日本から送ってもらったほうがいいのか?
などなど、様々な疑問が立ち上がります。
今回はこの質問や疑問に、真っ向正面から答えていきます。
とはいえ、全員から答えを聞いているわけでもなし、人によってやり方は様々なので、ある程度の参考にしていただければ幸いです。
アメリカの生理用品を日本のものと比べてみると…
まず、アメリカでの生理用品の品揃えとクオリティについてお話します。
タンポン、ナプキンは日本のスーパーやドラッグストアで売られているように、アメリカでも普通にスーパーやドラッグストアで購入することができます。
ただ、日本のクオリティがそのままアメリカで再現されているわけではありません。
タンポンについて
まず、タンポンは日本のものに比べると…結構使うのを「怖い」と感じるのかもしれません。
どうしてかというと、吸収体部分を包んでいるもの(アプリケーターと言うんですが)が紙でできているものもあるからです。
日本のものは薄手のプラスティックで出来ているものが多いので、使用時にもそんなに不快感がないのですが、アメリカのタンポンはアプリケーターが紙…。
「え?紙?!」と、トイレで軽く絶望する場合も…。(私がそうでした)
ちなみに私は怖いので、使いませんでした。
ですが、ものによっては紙ではなくプラスティックで出来ているものもあるようです。そこは実際に使ってみないとわからないところです。私は使っていないので、かけるところはここまでです。
ナプキンについて
ナプキンについては、日本のものと大差ないぐらいで使うことができました。
ただし、日本のもののように可愛い包装だったり(個人的に”可愛い包装”はどうでもいい派です)羽根つきナプキンが一発で綺麗にはがせたり…なんていうことはないですよ。そこはアメリカクオリティです。
品質面で一点だけ日本と違う点……それは通気性です!!!
通気性はもう…さすが高温多湿の日本で開発してるだけあるんでしょうか。ムレにくく作ってくれています。
あと、過去記事でも書きましたが…CR生の仕事って長時間の立ち仕事です。そして、お手洗いにも行きにくい環境です。
ですので、かぶれやすい方は最初は使い心地が悪く感じるかもしれません。
日本から生理用品をたくさん持っていくor送ってもらうのは大変!
じゃあもう日本からいっぱい持っていくしかないじゃん!
もしくは定期的に家族に送ってもらうしかないじゃん!絶望かよ!
…となるのはちょっと待ってほしくて…
全てを日本製の生理用品で賄うのは大変ですが、日本製のものとうまく組み合わせて使うという手もあります。
本当に生理中に重くて大変な1〜3日は、日本の生理用品を使って、それ以外の日はアメリカのものを使うというやり方でも良いかもしれません。
やっぱり荷物として持っていくのは大変ですし、軽いとはいえど送ってもらう送料も馬鹿になりません。
私の場合も、ナプキンはトランクの荷物の隙間に一つずつ詰めていけば、20〜30個ぐらい入りました。
おすすめ生理用品と気になる値段
これは日本製のナプキンとよく似ていて、表面がコットン素材でできていました。これは本当に使いやすいと思います。
20個前後入っていて、$3ぐらいだったと記憶しています。
ちょっと適切なサイズの画像がなかったのですが、alwaysのナプキンもおすすめ。
これは表面はコットン素材じゃないのでムレやすいと感じる方は多いかもしれませんが、絶対にモレませんでした。あとは、薄手で持ち歩きに便利でした。
40個前後入っていて、$5ぐらいだったかな…と記憶しています。
デリケートゾーン用の塗り薬を持っていくといいかも
前述の通り、CRプログラムは立ち仕事メインでお手洗いにもいきにくいので、デリケートゾーンがかぶれやすい問題も出てくると思います。
人によってそれぞれですが、ムレやすい・かぶれやすいと心配な方は、デリケートゾーン用の塗り薬を持っていくことをおすすめします。
薬局でも買えますし、心配なら産婦人科に行って処方してもらうことも可能です。
もし使うことがなくても、一本ぐらいはお守り代わりに持っていくと気持ちの面でも安心です。
ちなみに私は、渡米前に婦人科で処方してもらった小さな軟膏を2本持っていきました。
もし持っていけなくても、アメリカの薬局などで買えるので安心してくださいね!
生理用品は日本のものじゃないとダメってことはない
確かに、
「日本の生理用品は世界一イイイイイイ!!!」
と、ジョジョの奇妙な冒険第2部のシュトロハイムよろしく絶叫したい気持ちも分からなくはないです。
ですが、アメリカの生理用品でも一年間生き抜くことはできます!
そうやってアメリカの生理用品の具合とかを体験するのもまたいい勉強になると思います。
そして、もし我慢できなくて日本にいるご家族に送ってもらう場合は、これだけ気をつけておくといいかもしれません!
普段愛用してるメーカーや製品のリクエストなどを、メモ書きや写真などを撮るなどしてしっかり分かるようにしておきましょう〜。
案外家族とはいえ、好みは色々ですから分からないのです。
痛み止めやピルなども持参推奨!
生理痛が重い方は、痛み止めやピルの持参もめちゃくちゃ推奨します!!
アメリカでも買えないことはないですが、体質に合わなかったり必要な時に直ぐに手に入らなかったりすると地獄です。
そもそも生理の周期を把握している?
あとこれは老婆心なのですが…「生理周期の把握」はマストだったかなと思います。
女性にとって生理とは…
- 面倒臭いもの
- 煩わしいもの
だったりするのかもしれません。
CRプログラム中は、良くも悪くも対人関係の中でストレスがたまります。
生理中のモヤモヤや不快感を自分なりに上手く解消できないと、自分自身も周りもキツイ状態なのではないのかと思います。
そもそも、自分自身の生理周期を知るという事は、自分の身体を知る事でもあります。
今もし
「私の生理周期って?最近いつきたっけ??」
と少しでも疑問に思われたら、アプリなどで管理できるのでぜひお早めに。
ざっくりだけど生理周期と傾向を把握だ!
私は専門家ではないので、詳しく知りたい場合は女性の身体に関する本を一冊ご一読いただければ良いかと思います。
「いやいや、そんなこと面倒くさいから!」
「そんな時間ないから!」
と一笑に付す前に、どうかどうか少し考えてくださいませ。そしてこう言わせてください!
「いやいや、生理って嫌でも(ほぼ)毎月来ます!
しかも生理がしんどい人って、それに毎月苦しめられるのって大変!
CRプログラムってキラキラ綺麗で楽しいイメージかもしれないですけど、実態は勤務時間とか人間関係も(きつく感じる人は)結構きついですよ??
それに生理のしんどさがプラスアルファとか、地獄以外のなにものでもないですよ?
できることは一つ!
”傾向を知って対策を立てる!”なんじゃないでしょうか?」
…と。 まず、生理周期は知っておいて損はないです。
生理周期を知っておくと、
「あ、今私は生理前だから身体の調子が少し悪いんだな…。」
ということが自覚できます。
傾向が知れれば対策は立てられる!無理せずに済む!
生理や女性の身体に関する情報は、こまめにアップデートしたほうがいいです。
最後に生理の勉強したのはおそらく、小学校時代だと思うので、大人になってもう一度女性の身体のメカニズムを知ると、けっこう目からウロコです。
★これはけっこう「あるある!」と読みやすいですね。
ちなみに街の図書館に行けば「生活」「暮らし」の本棚に女性の身体に関する本は必ず一冊はあるので、ぜひご一読をオススメします。
アメリカで待ってるのも”日常”だからね
最後に、
こんな地味な(日常に根ざしすぎてるし、当たり前すぎて誰も気にしない)情報をこのブログで取り扱ってもいいものか?
と思いましたが、経験者だからこそ感じた事ですし、あえて書く人が少ない情報だからこそ書いてもいいんじゃないかなと思いました。
あと、やっぱり女性ばっかりの職場だからこそシェアしておく情報かなと思いました。
なんだかんだで人間関係のトラブルって
体調が不調の時
に起こりやすかったな〜と今になって感じています。
というわけで、今回はCRプログラム中の生理に関してのお話でした。