コミュニケーション能力はオバさんになるほど強くなると思う
<公開日:2016年7月2日・更新日:2017年6月30日>
こんにちは、花枝です。
「花枝ちゃんって…なんか、オバチャンみたい!」
…と、私がアメリカで働いていた時に、同期から結構よく言われていました。
オバチャンっぽいコミュニケーションってなんなんだろう…??
- オバさんコミュニケーションの目安は「他人を思いっきり褒めれるかどうか」
- ジブリの主人公なんて皆中身はオバちゃんでしょ
- 自分が他人にどう映るかを考えるのが若いコミュニケーション
- 驚異のオバさんコミュニケーションとの出会い
- 結局人は居心地の良い人と一緒にいる。
- 追記:ブログ開設から1年たったよ
- 関連記事と今更自己紹介
オバさんコミュニケーションの目安は「他人を思いっきり褒めれるかどうか」
「うわ…、こんなことを言ったら周りからドン引きされないかしら……?」
そういう気持ちがドンドンなくなる。それ、すなはちオバさん化である。
自分が他人にどう映るのかを気にしなくなる。すなはちオバさん化である。
他人や年下を人前で思いっきり褒める。それ、すなはちオバさん化である。
あまりにもオバさんオバさんと書くと、オバさんという文字がゲシュタルト崩壊を起こすので、この辺にしておきます。
ジブリの主人公なんて皆中身はオバちゃんでしょ
それにしても皆さん、オバさんのコミュ力の高さには驚かされると思いませんか?
とはいっても、オバさんのコミュ力…というとあまりイメージが湧きにくい方もいると思います。
た、例えばアニメに出てくるヒロインー
…つまり可愛くてどんな年齢のどんな異性とでも、どんな住む世界の違う人にでも”呼吸をするように”自然に接することができる。
人によって態度を変えず、相手の懐に確実に入り込む。
そう!例えるならばジブリの主人公の女性が持っているようなあのスキル。
あれはね、40代ぐらいになった自意識こじらせていないオバさんの持つコミュ力なんだと思うんです。
”他人からどう見られるのか”が一つの人生の指標になりつつあるこの世の中で、他人の目を気にせずに人と接することの難しさよ!
自分が他人にどう映るかを考えるのが若いコミュニケーション
”若い”ということは、”自分が他人にどう映るのかが、どうしても気になってしまう”ことなんじゃないかなと思います。
いろいろ経験を重ねたり、また若くしても自尊心を適度に持ちつつ過ごすと
”他人に映る自分”
にどんどん無頓着になります。
「それって自分勝手なだけなのでは…?」
と思われるかもしれませんが、それはまた違います。
自分勝手な人は、実は”他人に映る自分”を過度に気にしていて、”自分勝手な私”に酔ってるだけだったりします。
しかも驚くことに、
「私この人にどう思われてるのかしら?」
と思いながら他人と接すると、疲れます。そして、疲れるのは自分だけじゃないです。
その接してる他人も疲れるのです。
驚異のオバさんコミュニケーションとの出会い
私がオバさんの持つコミュ力…
いえ、コミュ力の高いオバさんの”人類最強さ”を垣間見たのは、まだ20代になったばかりで身を投じた”料亭”の世界で、でした。
それは自分よりも40も年上の”お姐さん”だったのです。
”お姐さん”の相手を警戒させず、気持ちを持ち上げて、自虐とまではいかないぎりぎりのユーモアで笑わせ、下ネタもうまく乗りこなし不快にさせず、でも、気がつけば確実に相手の懐に心地よく潜り込むその妙技。
恐ろしくなると同時に畏敬の念さえ生まれました。
最初はとても心地がよく、でもふと振り返ると、とても!
その”お姐さん”とは今でも良いお友達として、食事に行ったりもします。
一緒に働いた時間は5年にも満たないぐらいでしたが、”お姐さん”と接することで、「コミュ力の高いオバさんは、どこでも生きていけるのだな…!素敵!」
ということを実体験を以って学びました。
そう、コミュ力の高いオバさんは一言でまとめると「相手を疲れさせない」のです。
それは、相手に自分がどう映るかは「相手の問題」として処理しているからだと思うんです。
「あの人が私をどう思おうが、私にそれを知る術はないし、知ったところで変えられないわ。」
と、お姉さんはいつも”自分と他人”をうまく切り離していたんだと思います。
結局人は居心地の良い人と一緒にいる。
”お姐さん”といる時の心地好さの正体は、このお姐さんの心持ちにあったのではないかなと思います。
だって「この人私をどう思ってるんだろう?」という気持ちがあると、自由にふるまえません。
でも”お姐さん”はそんなことは微塵も思わないから、いつでも自然で余裕があったのです。余裕があるから、他人も受け入れられると思うのです。
よくある男女のあるあるで、
「別に好きでもない異性にやたら好かれて、自分の好みの異性には振り向いてもらえないどころか都合の良い女(男)扱いされてしまう」
という問題…。
この謎にも、きっとこのコミュニケーションが関わってきそうではないですか?
誰だって一緒にいて疲れる相手といたいと思わないですからね。
追記:ブログ開設から1年たったよ
というわけで、この記事が当ブログの1記事目でした。
何が言いたくてこれを書いたのか…
そして、1記事目が自己紹介じゃないのか…
ブログの方針とか話さないのか…
と思いながら、見直しました。
あとあと、自己紹介とかブログについてやディズニーでの就労記もも書いていますけれど、一番古い記事はこれです。(ディズニー就労記に関しては書き始めたのは2018年ごろなので)
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