花枝の三味線ブログ

高知で三味線の演奏・指導をしている花枝のブログです

冬のドイツはムール貝の酒蒸しが美味しい【ドイツ・ハンブルク旅行4】

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こんにちは。

旅する三味線弾き、花枝です。

 

引き続きドイツのハンブルクで、のんびり過ごしています。

 

さて、居候先のドイツのお母さんは料理がとっても大好き。

毎日様々なドイツ料理を一緒に作らせてもらっています。

 

晩御飯に「ムール貝のワイン蒸し」を頂きましたので、そのお話。

 

Miesmuschel(ムール貝)はドイツの冬の味覚

ムール貝の旬は、語尾がrで終わる月(9月〜2月)が旬と言われているそうで、今まさに旬の真っ只中です!

「庶民の牡蠣」とも呼ばれ、少し苦味がありながらも味わい深い貝です。

 

魚市場にて3キロものムール貝を買い込む、ドイツのお父さん。

3人で食べるので一人1キロ?!殻もあるとはいえ、かなりの量になりそうです。

 

今回はドイツの冬の味覚、「ムール貝のワイン蒸し」を作ってみました!

 

まずは野菜をさいの目に切ります

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人参、根セロリ、ネギ、玉ねぎをさいの目にダンダンと切っていきます。

 

根セロリは日本ではあまり馴染みのない野菜ですが、セロリの根の部分で、デコボコした白い蕪…のような形をしています。

 

ちなみにドイツの野菜市では”スープ用の野菜セット”を束にして売っていることが多く、根セロリと人参、ネギはその”スープ用の野菜セット”で購入しました。

無駄がなくて良いですよね。

日本にもお鍋用のカット野菜の盛り合わせがありますが、あれに近いニュアンスです。

 

切った野菜をバターで炒めます

大きな寸胴鍋を用意し、野菜を炒めていきます。

さいの目が細ければ細いほど、火の通りが早くて調理が楽です。

 

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<風味付けにプラックペッパーと月桂樹の葉も>

 

白ワインを鍋に注ぎます

ひと瓶丸ごと!というのに驚きを隠せません。

 

ワインはドイツのお父さんが

「やっすいワインを入れると美味しくないから、こういう時はわりと良いワインを入れるのが良いよ。

と、ワインセラーから持ってきてくれました。

 

日本の酒蒸しも美味しいお酒でやると美味しさが変わるの…かしら?!

 

ムール貝を入れて蒸しあげます

 

蒸す時間は長く蒸しすぎると身が硬くなるので、10分ぐらい蒸します。

鍋の中でムール貝が酔っ払っているんでしょうねえ。

(まあ、その良い気分のまま死んでしまうのですが。)

 

出来上がりは湯気すらも美味しく感じる!

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<湯気でカメラが曇る>

 

できあがりました!

このふたを開ける瞬間がたまりません!

 

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<できあがり!さいの目の野菜がまた美味しい!>

 

こちらの食べ方は、1個目の貝の中身だけをつまみ出します。その殻をトングのようにして、次の貝の中身をつまみ出して食べるそうです。↓

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<食べ終わっちゃってるよ!大丈夫、おかわりもたくさんあります。>

  

冬の味覚のムール貝のワイン蒸し、とても美味しかったです!

 

 

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