ブレーメンに行ってないのに「ブレーメンの音楽隊」?【ドイツ・ハンブルク旅行5】
ガンズ・アンド・ローゼズを聞きながらクリスマスカードを書いています。
こんにちは、花枝です。
ドイツのお父さんがガンズアンドローゼズの大ファンで、私も一緒になって聞いています。(なんでドイツに来てまでガンズを聞いているのでしょうか…。)
さて、先日はハンブルグから少し足を伸ばし、ブレーメンへ行ってきました!
- ブレーメンの脳内漢字変換が「無頼男」になってしまった
- 「ブレーメンの音楽隊」で有名だが、実は?!
- 町の中心地へは駅から歩いて10分!
- やはり音楽の町だから?音楽が鳴り響くクリスマスマーケット
- やっと見つけた!ブレーメンの音楽隊像
- 細い路地シュノアー地区やベッドヒャー通りは魅力的!
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ブレーメンの脳内漢字変換が「無頼男」になってしまった
「ブレーメンに行く。」
と言うと、兄から
「サルファリック・アシッド?」
と返って来ました。
…これは90〜00年代をジャンプで過ごした兄らしい発言…。
梅澤春人先生の「無頼男」(←こう書いて”ブレーメン”と読むんです。)の影響だなと確信しました。
★梅澤先生の無頼男。懐かしいです。
主人公の名前が時代の最先端すぎて誰もついていけないDQNネームだったり、硫酸の描き方が突っ込みどころ満載だったり、メインの登場人物がLBGDsだったり、このマンガのおかげで「硫酸」をサルファリック・アシッドと言うのだと言うことを覚えたり、最終的にはどうなっちゃうんだこの展開?だったり、音楽マンガだっただろうにあんまり演奏していなかったよな…と思ったり…。
そんなことを考えながら列車の切符を買いました。
「ブレーメンの音楽隊」で有名だが、実は?!
<ブレーメン駅前。この日は寒かったです!>
ブレーメンというと、ほとんどの人が
「あ、童話のブレーメンの音楽隊ね!」
と思いつきます。
私も無頼男の43秒後ぐらいに思いつきました。
ですが、ストーリーが思い出せない。
漠然としたストーリーだけがもやもやと思い浮かぶので、調べました。
ブレーメンの音楽隊 グリム童話 <福娘童話集 きょうの世界昔話>
この話は人間の勝手な都合で捨てられた動物たちが、最終的には居場所を見つける物語です。
こ最後まで読んで下さっても読まなくてもいいのですが、一番最後の行を見ていただきたいのですよ…。
いっぽう四匹の動物たちはこの家が気にいってしまい、ブレーメンには行かずにこの家でずっとくらしたということです。
…え?
あんたらブレーメン行ってないの??
と、驚愕すること約80分。
霧の景色を抜け、列車はブレーメン駅に到着しました。
ブレーメンの駅。趣があります。 pic.twitter.com/4OE8cP5Wpn
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2016年12月16日
町の中心地へは駅から歩いて10分!
駅から歩いて10分ほどで町の中心地マルクト広場に到着します。
今の時期はクリスマスマーケットがもれなく開催されています。
<時代の重みを感じる市庁舎>
この左手の建物が市庁舎。
奥の緑の二本建った緑の屋根は聖ペトリ教会です。この時間は鐘がゴンゴン鳴っていました。
街中をトラムが走るなんて、地元の路面電車と同じじゃん! pic.twitter.com/8r5hhKu0F0
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2016年12月16日
街中はトラムが走っていて、その光景がうまく町並みとマッチしています。
やはり音楽の町だから?音楽が鳴り響くクリスマスマーケット
そして、やはり音楽の町だからでしょうか。
音楽を奏でる人の多さに驚きます。
ブレーメンの音楽隊のおかげなのか、街中ではいたるところで音楽が聴けます。子供達の演奏姿も微笑ましいです。 pic.twitter.com/SEUKi5lLbO
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2016年12月16日
子どもたちの演奏は観光客にも大人気でした。
雰囲気のある演奏を聞かせてくれたオヤジさん。普通にしててくれていいのに、いちいちこちらを見てくれるのがとても可愛らしいです。 pic.twitter.com/0LjXwIPLdx
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2016年12月16日
こういう音色も雰囲気を盛り上げてくれていいですね!
投げ銭でお金がどんどんなくなる…!
ブレーメンで食べたリンゴのコンポート?のようなもの。甘めに炒めたリンゴをワッフルコーンに乗せて、上からクリームをかけたデザート。フランス人のご夫婦がやっていたのでフランスのお菓子なのかなあ? pic.twitter.com/DPwjQNMqbk
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2016年12月16日
演奏を聴きながら食べたデザートも美味しかったです。
やっと見つけた!ブレーメンの音楽隊像
<いたよ!!!!>
実はものすごく小さい「ブレーメンの音楽隊」の銅像。
今はクリスマスマーケットがあるので、隠れ切ってしまい探すのに大変苦労しました。
細い路地シュノアー地区やベッドヒャー通りは魅力的!
迷い込んだような気分になるシュノーア地区。細い路地にたくさんのカフェや雑貨屋さんが並びます。 pic.twitter.com/bkeNAL7J9D
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2016年12月16日
細い路地にたくさんのお店が並ぶシュノアー地区。
もともとはお金持ちの住む地域だったそうですが、時代の流れとともに職人街になっていったそうです。
ベッドヒャー通り。細い路地に劇場や美術館、ブティックが並んでいます。 pic.twitter.com/qploJfm5zv
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2016年12月16日
100メートルほどの間に劇場や美術館、レストラン、雑貨屋が並ぶベッドヒャー通りも観光客がたくさんいました。
ブレーメン観光は半日もあれば十分です!
ただ、シュノアー地区のオシャレなレストランへ行きたかったら、1日観光でもいいかもしれません。
今は特にクリスマスシーズンだったので、より一層町の雰囲気が良く感じましたし、演奏されている曲もクリスマスメドレーで気持ちが盛り上がりました!
<繁華街の入り口にいるラッパを吹くおじさん像>
あんたら結局ブレーメンに行ってないやないかっ!!!
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2016年12月15日
…それなのに堂々とブレーメン市庁舎前に姿を現わすあたり、この4人組が世界的な知名度を誇るバンドマンだということが伺えましょう。 pic.twitter.com/uapVzHTXHF
…最後に言いたいことはこれなんですけどね!
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