正座がキツいよ!正座が苦手な三味線弾きだよ私は!
こんにちは、花枝です。
伝統芸能の習い事に正座はつきものです。
ですが、私は正座があまり得意ではありません。
今も昔も正座がニガテ
稽古の時、何よりも嫌なのが長時間の正座でした。
いや、今もなお嫌いなのが正座です。
幼少の頃は茶道をやっていましたが、未だになぜあんな長時間正座ができていたのか本当に不思議です。
…いえ、茶道を習っていた時も正座が本当に辛かったです。
それでもとりあえず10年通えたのは、ひとえに美味しい茶菓子のおかげだと思います。
三味線の基本形は正座
さて、話は三味線の話に戻りまして、私が通っていた稽古場のお稽古は全て正座でお稽古しておりました。
今は椅子でお稽古される教室もたくさんありますが、基本形は正座です。
歌舞伎や舞踊の舞台で演奏する時も、山台(やまだい)という赤い毛氈が引かれた箱のような舞台に正座して演奏します。
<歌舞伎の山台>
足が悪い方は山台に穴を開けて足を下に下げられるようにして工夫されていますが、正座で乗るべしで作られた舞台です。
半日ぐらいずっと正座…キッツイ!!!!
三味線は長い曲になると30〜50分あるものもあり、短くても10分ほどかかったりします。
それらの稽古でも1時間2時間…長い時は半日ぐらいずーっと正座で座っています。これはキツいです。
私は本当にこの正座が嫌で嫌で、長時間の正座も出来ませんでした。
30分を超える曲になると、演奏の無事・三味線の糸の無事以外に自分の足の無事を一緒に祈っていたほどです。
また演奏が終わったら終わったで、いつまでも足のしびれに震えるわけにもいきません。
自分が一番最初に立ち上がって、お師匠様や先輩の三味線を受け取って楽屋に戻っていましたので、楽屋に戻るともはや足の感覚がなくなっている…ということがよくありました。
正座も何度かやっていると慣れる?長時間できるようになる?
ちなみに、正座も何回かしていると慣れる、とか、長時間できるようになる、と言うでしょう?
あれははっきり言って個人差があります。
慣れるというのは分かります。
ですが、長時間できるようになるわけではありません。少なくとも、私はそうでした。
私の場合は、やはり長時間座ると足が痛かったですし、立った時の足のしびれが短時間で治るようになっていったことぐらいです。
そもそも、なぜ三味線の演奏や伝統芸能に正座がつきものなのか??!!別に正座じゃなくてもいいんじゃない??!!
…私はあまりにも正座が苦手でしたので、これらの問題を本気で考え、調べてみました。
その結果はまた、別記事で書いてみようと思います。
★書いてみました。