シーボーン・ソジャーン高知寄港にて演奏しました
こんにちは。
港の三味線弾き、花枝です。
先日、高知新港にシーボーン・ソジャーンが寄港しました。
今回も歓迎の演奏に行っていました。
新年度の初入港!シーボーン・ソジャーン
4月に入り、新年度に突入しました。
今年も高知県のクルーズ事業は大忙しです。
4月〜5月だけでもたくさんの海外クルーズが高知新港に寄港します。
お客様数は「200名前後」?!
毎回クルーズ寄港の演奏の仕事をいただくときには
- 船の名前
- 寄港時間
- クルーズ客数
- お客様の国籍の割合
などを事前に情報を頂いています。
いつも大型船が入るときは2000〜3000人ほどのお客様がいらっしゃいます。
前回のクイーンエリザベス寄港のときにも2000人ほどでした。
その前のアルカディアも2000人ぐらいだったかと記憶しています。
そんな大型クルーズ船の客数に慣れていたせいか
「今回のお客さんは…200名ほどです!」
と聞いたときは、聞き間違えたかと思いました。
ですが、200名の数少ないお客様数には、ちゃんと理由があったのです…。
超高級クルーズ「シーボーン・ソジャーン」
シーボーン・ソジャーンは「シーボーン・クルーズライン」が運行している豪華客船です。
大きさは3万トンほど…日本の船だと「にっぽん丸」より一回りぐらいの規模の大きさです。
船の規模が小さいのは理由があり、すべての客室が
スイートルーム
だからです!
クルーズ船はお客様に付くクルー数の割合でもクラスが変わってきます。
例えば
- カジュアルクラスだと、お客様3〜4名に対しクルーが1名
- プレミアムクラスだと、お客様2〜3名に対しクルーが1名
- ラグジュアリークラスだと、お客様1〜2名に対しクルーが1名
・・・というように、クルーズのランクが上がるにつれて一人一人のお客様に対し、サービスが行き渡るようになっているのですね。
このシーボーン・ソジャーンは、ほぼお客様1名につき1名のクルーが付いています!
最高級のおもてなしを受けられるクルーズ船ということですね。
今回の私の仕事
今回は観光やツアーに出たバスが、港に帰ってくるタイミングで演奏をさせて頂きました。
曲は高知を代表する
- よさこい節
- しばてん踊り
- 南国土佐を後にして
などを演奏しました。
ちょうど桜の季節、ということもあり「さくらさくら」も演奏させて頂きました。
今回のお客様はほとんどがアメリカ国籍のお客様ばかりでしたが、なかには一緒に「さくらさくら」を歌ってくださっていたお客様もいらっしゃいました。
聞いたところによると、ワシントン州からのお客様。
「ワシントンの桜祭りで毎年聞いているから、覚えてしまったよ。」
とのことでした。
他にもカツオのたたきの試食が振舞われたり、土佐の押し花を使ったオーナメント作り体験もできるようになっていました。
今日の演奏が終わりました!
— hanae(花枝)@三味線はてな (@hanae_kiryuin) 2017年4月3日
お天気も良く、きっと高知観光には最適だったと思います。 pic.twitter.com/GBgrv5nqok
その他のクルーズ寄港演奏
★アルカディア寄港でも演奏しました。
とはいえ、この記事はアメリカから帰国した後の仕事との向き合い方を書いていますが…。
★豪華客船クイーンエリザベス号寄港のときにも演奏しました。