清元を分かりやすく、深く知れる「かがみ会」
こんにちは、花枝です。
2017年12月23日に、私が紙芝居のイラストを提供させていただいた「かがみ会」が開催されました。
会主の清元延寿鏡(きよもと・のぶじゅきょう)さんより、会の様子の写真をいただきましたのでご紹介いたします。
「かがみ会」の紙芝居のイラストを描かせていただきました
先日の記事で書きました通り、清元の「子守」という演目の紙芝居のイラストを提供させていただきました。
イラストで古典邦楽に触れる…
という取り組みは私も初めてでしたので、とても貴重な経験となりました。
貴重な経験である以上に、なにより書いていてとても楽しかった!
依頼してくださった延寿鏡さんも大変喜んでくださって何よりでした(^^
かがみ会のレトロで可愛いフライヤー
そして、こちらがかがみ会のフライヤー。
レトロで可愛い!
なんだかカルタのようでとても素敵!鏡に写っているところが面白いデザインです!
背景にある下駄や桶はなんだと思いますか??
この下駄や桶、そして人形や赤と白の棒(”あや棒”と呼びます)は、日本舞踊の「子守」で使う小道具です。
一枚のイラストの中に情報量がよく詰まっております…!すてき…!!
解説・演奏・舞踊ありの盛りだくさん内容
さて、ここから先は私は直接見に行けておりませんので、お写真だけのご紹介になります。
かがみ会では「子守」の演目への理解を深めるため、まずはじめに
- 清元とは?
- 子守ってどんなお話?
というところの解説から入られたそうです。
最初に解説があると、物語に入って行きやすいですね。
紙芝居の公開!
そして、紙芝居の公開は…
なんとこんなに本格的な!
紙芝居ケースに入れて上演していらっしゃったそうです。
延寿鏡さんの桃色の裃は紙でできているそうです!
紙の町在住の私としては、是非とも間近で見てみたいところ!
最後は日本舞踊
最後は日本舞踊で「子守」のご披露でした。
立方(踊る方のことです)は藤間倭玖河さん。
三味線は延志佐枝さん。
浄瑠璃は会主の延寿鏡さん。
日本舞踊の「子守」は衣装も可愛くてとても素敵な演目です!
三味線の延志佐枝さんは、実は以前高知県へ仕事でいらっしゃった時にお目にかかったことがあります。とても美しい音色で三味線を奏でられる、素晴らしい三味線奏者でいらっしゃいます。
盛りだくさんのかがみ会
「子守」という演目、そして清元についても知ることができるかがみ会は、チケットも完売、大盛況だったとのこと!!
会の流れもとてもスマートに流れていったそうです。
これも、延寿鏡さんの熱意があったからこそだと思います。
やはり新しいことに挑戦することは素晴らしいことだし、こうして一つの会を最後までやり遂げる熱意と行動力は誰にも真似できないことだと思います。
次の会への課題や、新たな取り組みもきっと延寿鏡さんの中に生まれてきているとおもいますが、私もなんらかの形でお手伝いできればと思います!
※今回紹介させていただきました写真は、全て清元延寿鏡さんよりご提供いただいた写真です。無断転載や無断使用は厳禁です。
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