人生が回る瞬間
こんにちは、花枝です。
備忘録がてら思ったことをつらつらと。
最近こちらの記事を読みました。
すごいですね、相談者であるリバティーさんの人生が回り始めてしまいました。
内容をかいつまで紹介すると、ジェーン・スーさんのラジオ番組にゲストとして木梨憲武さんが登場。
22歳の相談者・リバティーさんの相談は
「自分に合う仕事や才能が分かりません。」
というもの。
最終的に木梨さんは、なんと!リバティーさんの就職先をその場で決めてしまいました。映画やテレビ関係者にリバティーさんを紹介し、リバティーさんは毎週ラジオに出て自分の状況などを報告する…という驚きの展開でした。
すごい人生相談になりました。
人生が回り始める瞬間というか…自分以外の何かの力で人生が回っている感がドラマティックです。
相談内容に対しての回答もきちんとした内容で、木梨さんは
- とにかく自分から動くこと
- 自分に合う仕事があったとしても結局一緒に働くのは”人”である
- 才能は周りの環境にかなり左右される
という話をされていました。
どちらかというと展開よりもこっちの話の方が個人的には興味を惹かれたりもします。
とにかく自分から動くこと
…これはもう、その通りでございますとしか言いようがありません…。
宝くじを買わないと当たらないのと一緒で、動かないと何も始まらないです。何かをしたいのならエントリーしないと話は始まらないのですね。それがたとえ実を結ばなかったとしても、動くと動かないでは大きな違いがあると思います。
自分に合う仕事があったとしても結局仕事は”人”と一緒にするものであるということ
これも本当にそうだよなあと思いました。
私も音楽を仕事にしていますが、音楽という芸術部門の仕事をしていると「突出した才能があれば一匹狼でも構わない」というイメージも持たれやすいですが、そういうわけでもなく、やはり付き合うのは人です。
仕事を受けたりするのも”人”からですし、バンドを組んでも”人”の関係は大事ですから…。
才能は周りの環境にかなり左右される
これもその通りです。
その分野の才能に溢れている人でも、周りの環境が自分に合っていなければなかなかその力を伸ばすことはむずかしいと思います。
逆もまた然りで、それほど才能がなくても環境が合っていれば、その力は一廉のものになるのではないかと思うのです。
そうなると、「仕事は好きなんだけど、先輩(上司)が…」というのは、結構辛い状況だと思います。そこは「仕事が好きなんだから、人間関係も我慢しろ!」「それぐらいなんとかしろ!」と言われるとなんとも言い難いですが、そういう問題ではないですし…。そうやって考えると
- 仕事が好き
- 周りの人間環境も良好
というのは、ロイヤルストレートフラッシュぐらい運がいいのかもしれないですね。
リバティーさんほどの人生の回り方をする人はなかなかいないと思いますが、私もアメリカで働くことが決まった(不採用だと思っていたら、忘れた頃に電話があった)時や、高校時代に弟子入りが決まった時は人生がものすごい勢いで回っていたんだろうなあと思います。
弟子入りは私も若かったので色々と大変なこともたくさんありましたが、アメリカの仕事は仕事内容も環境も私のとってはすごく良かったです。
やはりどちらも「環境が劇的に変わる」ことでしたので、環境の変化は人生を大きく変えますね。
関連記事
*過去にぼやぼや考えている雑記です。