「第63回各派名流小唄鑑賞会<酣春会>」に出演しました
こんにちは、花枝です。
先日、東京の三越劇場にて行われました
「第63回各派名流小唄鑑賞会<酣春会>」
に出演してきました。
各流派の小唄が楽しめる会
先日の記事の通りなのですが、「第63回 各派名流小唄鑑賞会」は各流派からの代表の演奏家の皆様が出演される小唄の会です。
小唄は同じ曲でも流派によって少し歌詞が変わっっていたり、歌うときのメロディー(節回し、と言ったりもします)が違っていてとても面白いです。
今回は田村流の枠で出演のご依頼を頂戴し、代表というのもおこがましいのですが一応ご依頼を受けて出演させていただくこととなりました。
楽屋にもこのようにお名前を書いていただき、恐れ多かったです…。
プログラムには歌詞も掲載されています
一般的な小唄鑑賞会はプログラム(番数)の数も多く、多い時には50番を超えるほどの演目があったりするのですが、今回の会は各流派からなので33番で終わりでした。
番数が少ないので、このように
歌詞もそれぞれ掲載されています。
これは嬉しいですね!(校閲大変だったんだろうなあと思いました。)
せっかく歌詞が掲載されるチャンスだったので、できるだけ田村流の曲を選んで出演させていただくことになりました。
テーマは「四季」の春・夏・秋
今回は「四季」の中の「春・夏・秋」をテーマに曲を選んでみました。
- 春は「田村」
- 夏は「夕立のあまり」
- 秋は「花すすき」
です。
ちなみに、7月に開催された「ビクター名流小唄祭り」では「花おぼろ」という曲を選びましたが、それとはまた違う曲です。
(”花”がつく曲ばっかり選んでいるな…!)
各派名流小唄鑑賞会、終わりました!
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2018年9月28日
四季をテーマに、田村の小唄も織り交ぜて
♪田村(春)
♪夕立のあまり(夏)
♪花すすき(秋)
を唄わせて頂きました♬
ありがとうございました🙇♀️ pic.twitter.com/0AwynvRAuZ
出番はあっという間の2番目!
出番はなんと、一曲目のご祝儀曲「松風の賦」の後すぐでした。
緊張する間も無く舞台に上がり、あっという間に終わってしまいました。
三越劇場は前回のビクター小唄祭りが初めてでしたが、舞台の構成が少し前回と違っていたこともあり、かなり舞台が広く見えました。
終わった後は劇場すぐ横の「雪月花」でお昼ご飯をいただきました。
差し入れなども、たくさんいただきました。
私は普段は高知県に住んでいるので、今回のように東京で会に出させていただく時に駆けつけてくださる肩がいてくださるのは本当にありがたいと思いました。
先日の小唄演奏会の折に頂いた、とってもピンポイントで素敵な絵馬…✨
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2018年9月30日
ひとまず私の9月の"終了条件"も達成しました!
ありがとうございました🙇♀️ pic.twitter.com/nBnqRiOffF
大きな舞台の経験
今回出演の依頼があったのは
「ビクター小唄祭りでの”市丸賞”受賞」
がきっかけでした。
まさか一年前はこのように東京の大きな小唄会に出させていただくことになろうとは夢にも思いませんでしたが、こうして貴重な機会をいただけていることをありがたく感じております。
もちろんまだまだ勉強不足なところもありますし、自分自身でもできていないと感じることも多々あるのですが、卑下せず一つ一つ自分のペースで力をつけていこうと思います。
8〜9月はイベントや移動が多く、やることもいっぱいで、今回の小唄会が最後の大きな課題でもありました。ですがこのように無事に終わってホッと一息です。
とはいえ、一息つくまもなく来月にはドイツ演奏が控えています。
その話もまた色々と書いていきたいと思います。
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