こうち100人カイギvol.5に登壇致しました
こんにちは。
先日、高知市にある蔦屋書房にあるKochi Startup BASEにて開催されました「こうち100人カイギvol.5」にて講話致しました。
- きっかけはKochi Startup BASEへ行ったことから
- ゆるいつながりを作るイベント「こうち100人カイギ」
- 個性豊かなバックグラウンドを持ったゲストの皆さん
- まずは自分自身のバックグラウンドから
- 三味線を教えることはある種の”プロジェクト”
- とても刺激を受けたイベントでした
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きっかけはKochi Startup BASEへ行ったことから
高知市にある蔦屋書店では、様々なイベントが開催されています。
ここ蔦屋書店の3階にはKochi Startup BASEというエリアがあります。
Kochi Startup BASEでは企業やキャリア支援などを中心に様々なイベントが開催されています。
2月にここで落語のイベントが開催されており、それに立ち寄ったことからこの「こうち100人カイギ」のことを知り、登壇させていただくこととなりました。
ゆるいつながりを作るイベント「こうち100人カイギ」
「こうち100人カイギ」ですが、高知で活躍するゲストを毎回5人ゲストとして招き、生き方やその思いについて語っていくというイベントです。ゲストが100人になったら「解散」するのだそうです。
「100人カイギ」は、一般社団法人INTO THE FABRIC 高嶋 大介氏が「同じ会社に勤めていても、1度も話したことがない人がいる」と気づいたことをきっかけに、会社、組織、地域の"身近な人”同士のゆるいつながりを作るコミュニティ活動を始めました。 2016年六本木で「港区100人カイギ」スタートさせたのを皮切りに、渋谷区、新宿区、相模原市、つくば市、雲南市など全国各地へ広がっていっているそうです。
個性豊かなバックグラウンドを持ったゲストの皆さん
今回のゲストは
- 「自ら立てた問い」を軸に教育を考える野崎浩平さん
- 「笑顔」を広げる活動をしている立野雄二郎さん
- 自分を大切にすることを考える森野純夏さん
- イタリアンレストランを経営されている桑名斉さん
と、様々なバックグラウンドを持った皆さんでした。
私は立野さんの後に話す順番だったのですが、緊張で心臓がバクバクしていました。舞台でもこんなに緊張しないよ!と思うぐらい心臓が口から飛んで出て行きそうでした。
まずは自分自身のバックグラウンドから
持ち時間は10分間!
…ということで、最初は私のバックグラウンドについて話しました。
高校を卒業した後に大阪の先生へ弟子入りして、海外での仕事に興味を持ちアメリカのディズニーで働いて、高知に帰り三味線の演奏を…と、このブログの自己紹介に書いていることをかいつまんで話しました。
(やはりアメリカのディズニーで働いていた経験は皆さんびっくりされていました。)
海外演奏の話では、高知の民謡「しばてん音頭」が非常に受けが良いという話もしました。
三味線を教えることはある種の”プロジェクト”
あとは、三味線という楽器を習うということについても話しました。
三味線はあまり身近な楽器ではないので
「三味線を習う…ってどういうことをするんだろう?」
と思われている方も多いのかな?と思い、この話題を選びました。
これは最近やっと言語化できたことなのですが
三味線を教えることは”先生と生徒との共同プロジェクト”
なのではないかと思っています。
例えば、「英語を話せるようになりたい!」と思って英会話スクールに通うようになるとします。そこで
「入会金や月謝を払った!さあ、これで英語がすぐに話せるようになるんだよね?!」
とはならないですし、そうは思いませんよね。
ものすごーく当たり前の話なのですが、三味線もこれと全く同じです。
先生と対面するお稽古の時間ももちろん大切ですが、何より大事なのは生徒自身の復習と練習の時間です。
そしてその大切な練習に必要なのは、「目標を掲げそれに向かっていけるように小さな目標を立てていくこと」。そして、その後押しをすることは先生の大切な仕事だと思います。
三味線を教えることには様々な方法がありますし、私もまだまだそれを模索している途中です。
ただ、シンプルに考えると”適切”な指導をすることはもちろんですが
- 生徒がなりたい姿(夢や目標)を提供する
- ステップアップする機会を適宜提供する
- 生徒のレスポンスや様子を見ながら投げる課題を考える
ということも大切です。
そう考えると、三味線を教えること(生徒側からは”習う”こと)とは、先生と生徒とで打ち立てる共同プロジェクトに近いものなのではないかなと思っています。上記のいずれも、私自身がまだまだ模索中です。
この辺りのことはまたゆっくり整理整頓して考えたいなと思います。
とりあえず備忘録的に話したことをまとめてみました。
余談ですが
「あれ?今日は演奏しないんですか?」
とあとで何人かの方に質問されました…。すみません、演奏しませんでした。この日はスピーカーの方が話す場なのかなと解釈し、三味線は封印しました…。
とても刺激を受けたイベントでした
他のゲストスピーカーの皆さんのお話もとても興味深く、あっという間の2時間でした。ゲストお一人の話す時間が10分間ととっても短いのですが、「もっと聞きたいよ…!!!』と思うお話ばかりでした。
参加された皆さんも様々なバックグラウンドを持たれていて、とても刺激を受けました。本当に楽しくお話できました。
来月は6月12日に、またまた素晴らしいゲストの皆さんをお招きして開催されます。(毎月一回開催されています。)
今回の参加をきっかけに、とある面白いイベントもできることになりそう…です!
またこのブログの中で報告できればと思います。
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