米国ディズニーで”働く”ためのビザを取得せよ!《ディズニー就労記3》
こんにちは、花枝です。
今回は、アメリカで働くための就労ビザの取得、そして合格してから渡米までの間に準備したことについて紹介します。
アメリカへ旅行で訪れた方も多いのではないでしょうか?
フレンドリーでウェルカムなイメージのアメリカですが、実は「働く」ためにアメリカに入国するのはちょっと難しいのです。
アメリカのディズニーで働くためには「就労ビザ」が必要となり、その申請はなかなか大変な手間がかかるものでした…。
そのほかにも、渡米までの間に準備したことなどを描いています。
合格後のビザの申請&渡米前の研修
海外で「働く」ビザの厳しさ
アメリカは観光のためのビザはESTAというシステムで割と簡単に取得できるようになりましたが、”働いて賃金をいただくため”のビザはなかなか厳しいものです。
私たちは、通称Q1(キューワン)と呼ばれるビザを使って入国をします。
これは効力が15ヶ月以内で、住む場所も所定の場所に限るなどなどの制限がかかったビザです。就労のためのビザというより、文化交流特使用のビザという印象ですね。
私たちの場合、雇用主である
- 米国三越
- ウォルトディズニー社
がビザの責任者となってくれるため、滅多なことがない限りビザが下りないことはありません。
それでも、書類に不備があったり問題がある場合はビザが下りない場合もなきにしもあらずでした。
三越の渡米前研修の内容
ビザ用の面接の後は、場所を変えて研修が行われました。
これは三越用の社員研修のようなもので、
- 自己紹介
- 三越の会社の歴史
- 海外保険について
- 渡米前の手続きや荷物について
といった内容でした。
大事なのは追加の海外保険に加入するか
この中で一番大事な部分は「海外保険加入」だったと思いますし、三越としてもそれがかなり大きな要因を占めていたと思います。
米国三越に入社し、アメリカで働き始めると、三越がかけてくれる会社の保険に入ることになります。ただ、それでは手当が手薄なので、有料の追加の保険にはいりませんか?ということです。
コースは「松・竹・梅」のように3コースあって、だいたい12〜18万円ぐらいのコースに分かれていました。だいたい中間をとって「竹」コースに加入する人が多かったです。(私もそうでした。)
私は実際に保険を使うことはなかったのですが、例えば
- 勤務中に火傷をした
- 突然倒れて救急車を呼ばれた
- インフルエンザがひどくなった
といったケースで保険を使っている同僚もいました。
安い買い物ではありませんが、お守りだと思ってかけておいたほうがいいのかもしれません。