透明標本展と冨田伊織さんの講演会に行きました
こんにちは、花枝です。
今日は高知県の高知県立美術館で開催中の
「透明標本展」
に行ってきました!
- 新世界「透明標本展」は高知が初!
- 作家の冨田伊織さんの講演会
- 透明標本の魅力は見たとおりの美しさ!
- 透明標本の凄さは”小さい生き物の骨組みが見える”こと
- 透明標本に触ってきました
- 写真・SNS拡散OKの展示が嬉しい!
- 関連記事
新世界「透明標本展」は高知が初!
ただいま高知県立美術館では
「透明標本展」
を開催しています。
「透明標本?なにそれ?」
という方でも、お写真を見ていただければすぐにどんなものかお分かり頂けると思います!
透明標本のヒヨコ#高知県立美術館 #透明標本展 #透明標本 #ヒヨコ #kochi #wonderful
じゃーん!
今回はこの「透明標本展」に行ってきました。
このような”展示”という形で透明標本を出すのは、高知県が初めてなのだそうです。
作家の冨田伊織さんの講演会
今回はあまり時間がなかったのですが、作家の冨田伊織さんのお話しがうかがえるということで、高知県立美術館へ行ってまいりました。
透明標本の作家、冨田伊織さんは神奈川県出身。
今回の高知来訪も、車で12時間かけて来られたそうです。
大の「釣り好き」ということで、小学生の頃から生き物が大好きだったそうです。
大学時代に透明標本の魅力に気づき、ご自分で”作品用”の透明標本をお造りになられています。
今回の高知来訪も”魚釣り”を楽しみに来られたのだとか…。
そして、大学時代に所属していたサークルは「よさこいサークル」だったそうで、よさこいも大好きとのこと。高知県民として、とても嬉しいです。(^^
透明標本の魅力は見たとおりの美しさ!
透明標本は赤と青の二色に分けて骨を染色し、タンパク質の部分を透明にして標本にするものです。
触れる透明標本#高知県立美術館 #透明標本展 #透明標本 #高知 #artwork #beautiful #skelton #kochi
標本…
というと、なんだか実験室のものみたいなイメージがありますが、こうしてみると美しいアートです。
面白いのが
- 軟骨は青の染色
- 恍惚は赤の染色
で染められていること。
色のコントラストも美しいですし、
透明標本のイカ#透明標本 #高知県立美術館 #透明標本展 #イカ #kochi #artwork #beautiful #wonderful #squid
このように、イカの標本には恍惚がないので、赤い色が見当たらないのですね。
透明標本の凄さは”小さい生き物の骨組みが見える”こと
人骨や動物の骨の展示は大きい生き物ですので、骨の”見える化”が割とカンタンなのだそうですが、
- 魚
- サメやエイなどの軟骨魚類
- 軟体動物
- ひよこなどの小さい生き物
は骨格標本がなかなか取れません。
この透明標本は「骨格標本が取りにくい生き物」の骨組みが見える、非常にユニークで面白い展示なのです!
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亀の透明標本。
ほとんどが硬骨です!
透明標本に触ってきました
今回の講演の中で特別に、透明標本に触らせていただきました。
富田伊織さんのご講演のなかで、透明標本に触れる体験をしました。
— 花枝(hanae)@三味線小唄はてな (@hanae_kiryuin) 2017年7月29日
意外としっかりしています!#透明標本 #高知県立美術館 #透明標本展 #富田伊織 pic.twitter.com/CjRG63FRYg
…!
手触りがしっかりしています!
最初は
「触ったら壊れるのでは?」
と思いましたが、意外としっかりしていました。
写真・SNS拡散OKの展示が嬉しい!
今回の展示は、嬉しいことに
- 写真撮影
- SNSへの投稿
が許可されている展示です!
展示室は照明も落ちていて、照明で照らされた透明標本がとても涼やかで美しいです。
生命の神秘を感じられる作品です。
次回は
- 作家の冨田伊織さんが語る、透明標本の楽しみ方
- 講演会の質疑応答の答え
をお伝えします。
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