五社英雄映画の世界!得月楼の料亭サンドが美味しい
こんにちは、花枝です。
今日は高知市にある「得月楼」へ、料亭サンドを食べに行ってきました。
- 宮尾登美子&五社英雄映画でお馴染みの陽暉楼
- 映画に描かれた陽暉楼(得月楼)
- ブログで知った「料亭サンド」
- まさかの素敵な個室へ
- 3種類の厚焼き卵が美味しい料亭サンド
- お財布に優しい価格設定なのも嬉しい!
- 前日までの予約をお忘れなく!
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宮尾登美子&五社英雄映画でお馴染みの陽暉楼
高知市のはりまや橋近くにある得月楼は、元々は陽暉楼(ようきろう)という名前で明治3年に創業されました。
宮尾登美子原作の「陽暉楼」や「櫂」「寒椿」にもその名前が出てきますし、そこで働く女性をテーマにした内容もあります。
五社英雄監督と宮尾登美子先生がタッグを組んだ「高知三部作」と呼ばれる
- 鬼龍院花子の生涯
- 陽暉楼
- 櫂
でもお馴染みです。
映画に描かれた陽暉楼(得月楼)
少し長い映画の話になりますが、しばしおつきあい下さいませ。
高知三部作で大ヒットした「鬼龍院花子の生涯」では、あまり陽暉楼の描写は出てきません。
有名な
「お父さん、やめとうせ!」
のシーンは陽暉楼で、ということになっています。
次に、映画「陽暉楼」はそのままタイトルにもなっていますので、陽暉楼で働く女性たちが中心に描かれています。
オープニングの豪奢な風情と芸妓舞子の華やかさは必見です。
ちなみにオープニングで出てくる陽暉楼のセットは、かつての写真を元に再現したセットなのだとか。
最後に「櫂」。これはほとんど陽暉楼は出てきません。
会話の中に少し出てくるのと、陽暉楼での宴会シーンがあるぐらいでした。
そして!五社英雄映画ではありませんが「寒椿」にも陽暉楼が出てきます。
主人公の牡丹が働いているところは陽暉楼で、店構えもかつての陽暉楼をそのままに再現されています。
今回はこれらすべての作品を鑑賞済みの友人と、ワクワクしながら得月楼へ行ってきました!
ちなみに得月楼さんのホームページには、戦前の得月楼も貴重な資料として掲載されています。
ブログで知った「料亭サンド」
今回はこちらのブログで「料亭サンド」の存在を知りました。
一目見た時から「美味しそう!」と思い、行くことを決めました。
得月樓に料亭サンドを食べにきました☺️#kochi #得月樓 #高知家 #高知観光 #oishi pic.twitter.com/DwYanlNKQe
— 田村花枝HanaeTamura (@hanae_tamura) 2018年4月9日
料亭というとなかなか敷居が高く、入りにくい…値段も高いのではないか…?
と心配していましたが、ブログでも紹介されている通りお値段はかなりお財布に優しい価格設定です。
最初はあまりにも親切な価格なので、友人と一緒に
「カウンターみたいなところで食べるのかな?さすがにこの値段で個室はないよね〜…」
と、話していましたが…!?
まさかの素敵な個室へ
得月楼の中に入ると、なんと!こんな素敵な!
中庭を望むお部屋に通されました。
まさかの個室に通されてのお食事に、とってもテンションが上がりました!
ふと見ると…
箸置きが鮎!
部屋の掛け軸にも鮎が描かれていました。
お天気も良くて…眺めも良くて…
サンドイッチを待つ時間も楽しく感じられました。
ちなみに私は「だし巻き卵」をイメージして黄色い着物を着てみました。
(友人はとてもセンスが良くて、そのまま五社英雄映画に出て着そうな、素敵なアンティーク着物を着ていました。)
3種類の厚焼き卵が美味しい料亭サンド
そして!料亭サンドがきました!
内容は
- サンドイッチ(青さ海苔・鰻巻き・プレーンの出汁巻の3種類)
- りんごの入ったドーナツ
- サラダ
- フライドポテト
- フルーツ盛り合わせ
- コーヒー
と、なかなか大ボリューム!
この3種類の出汁巻がとても風味が良くて、私は特に青さ海苔が気に入りました。
左から青さ海苔、鰻巻き、プレーンとなっております。
そして、サンドイッチの奥にあるりんご入りのドーナツも美味しかったです。中身はシャリシャリ、外はカリカリ!でした。
コーヒーも美味しかったです!
お財布に優しい価格設定なのも嬉しい!
そして、これだけ至れり尽くせりで一体いくらなの…?
時になるところですが、お値段はなんと
1,296円です!
1500円でお釣りが出ます!
これは私も友人も本当に嬉しくて、
「また食べに着たいね〜!」
と話したところでした。
前日までの予約をお忘れなく!
そしてこれは私もウッカリだったのですが、この料亭サンドは前日までの予約が必要です!
手間暇かけて作られているメニューなので、必ず前日までにご予約くださいとのことで、こちらが得月楼さんのホームページです。
得月楼さんは建物を見るだけでもすごく楽しくて、県外や海外のお客さんも
「素敵!中はどうなっているの!?!?」
…と憧れるようです。
特に50代以上の方は五社英雄映画や宮尾登美子先生の影響もあってか、
「ここはかつての陽暉楼なんですよ〜。」
と紹介すると
「ええ!それはすごい!入ってみたい!!!」
と話されます。
これぐらいの価格設定なら気軽に食べに行けるのが嬉しいですね。
最近はクルーズで日中高知市内へ来られるお客さんも多いので、ぜひ得月楼へランチに足を運んでいただきたいですね。
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