健康で三味線ができていて良かったと思う日々
こんにちは、花枝です。
今日は備忘録兼ねてちょっと思ったことをつらつらと書きます。
このブログを始めたのが2016年の7月だったのですが、あっという間に2年が経ってしまいそうです。
考えても見ると、アメリカから帰国したのをきっかけに
「ブログでも始めてみるか〜。」
と思い、幸いにも文章を打つことが全く苦ではなかったことが幸いして、そこそこ更新もマメにできている(自分基準)ようです。
読者の方もいてくださったり、同じくブログを書かれている方とオフラインで(しかもドイツで)お会いできたり、コメントいただけたりで大変ありがたいです。
今の私のブログは結構
「三味線の演奏で、こんなことしました!」
といった、いわゆる演奏活動の報告や告知ブログのような要素がほとんどになっています。
が、最初の頃は三味線活動も十分にできていなかったせいか、最初の記事なのに自己紹介がなかったり、比較的自由度の高い記事もあって、
「ああ、このころの自分はこんなことを考えていたのだなあ。」
といった振り返りが非常に面白かったりします。
『年に一度は海外へ』
という謎のモットーのおかげで、海外旅行記事も数が増えていることにも気づかされました。
気がつけば、2016年から(2015年もアメリカで演奏していたし)毎年どこかしらへ海外演奏に行かせてもらえていることも大変ありがたいことなのだなあと思います。
今年もまだ詳細までは書けないのですが、実はもう海外演奏の予定が入っています。
これも本当にありがたいことですよね。
まさか自分がこんなに三味線を続けるとは思いもよらず、そして何より健康で活動ができていることには、主に誰に捧げて良いのやら感謝の念もつきません。
邦楽の、三味線の道に進むなんて将来の保証もなければお金がじゃんじゃん儲かる仕事でもなく、地味でお金もかかるし大変で、若いころなら特に家族の理解がなければけっこうハードルの高い道だろうと思うのですが、幸いにも私は理解のある家族にも恵まれていることも
「いったい前世でどれだけ徳を積んでしまったのだろう?」
と思わざるを得ません。
三味線の活動をしていて大変なことがないわけではありませんし、むしろ問題は山積で「私にできるのかな〜???大変じゃないか〜???」と感じることも多々あり、生活の面でも余裕があるわけでは全くないです。暇すぎて「もっと演奏の仕事がじゃんじゃん来ないかな〜」といつも思っています。いつも思っています!(2回言った)
ですが、やはり三味線教室に生徒さんが来てくれたり、この季節になると小学校や高校の三味線クラブに新入生が入るたびになんとも言えない喜びを感じる瞬間もありまして、伊丹十三風に言えば
「金のおにぎりを頬張る瞬間」
のような喜びも感じたりします。
最近は絵を描いたりしています。ここ数ヶ月で急にタブレットで絵を描く時間が増えたせいか、若干目が辛くなっているので最近はアナログに転向しましたが。
あと、長年の夢だったもう一つ新しい趣味を始めることもできて、それもとても幸せです。この趣味の話はまたいつかブログで書こうと思います。
ちなみにその趣味は長年
「自分には無理!」
だと思っていたことだったのですが…。
健康でいることや、周りの人に恵まれていること、自分の好きな道が歩めていることは何事にも代えがたい幸せです。
なんということもないのですが、なんだかこういうことをどこかに書きとめておかないと、すぐに忘れてしまうし今書きたい気分になったので書いておきます。
それでは。
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*過去にボヤ〜っと考えていた雑記です。